伊香保温泉は万葉集にも詠まれた歴史のある温泉で、お湯が発見されたのは約1900年前ということです。
伊香保温泉と言うと、有名なのは石段で、3月3日のひな祭りには子供雛といって子供に着物を着せて石段に並ぶイベントが行われていて、テレビなどでもニュースになるので見たことのある人も多いのではないでしょうか。
石段が有名と言うことは、逆に言うと土地が狭いと言うことでもあり、残念ながら日帰り温泉施設が少ないのですが、この石段の湯は石段の入口にあり、立地的にも非常に利用しやすくなっています。(石段を30段ほど登るだけですみます。)
石段を登り始めてすぐ右手にあります。
(写真は石段の上の方から撮っています。)
石段の湯は石段街の一番下にある施設です。
石段の湯の前から見た石段街です。
土産物屋や、温泉まんじゅうのお店などがあります。
なお、石段の一番上には伊香保神社があります。
外観は白壁の和風な建物で、昔の共同浴場といった雰囲気ですが中は、いわゆる日帰り温泉らしいつくりになっています。(2003年(だったかな?)に改装されています。)
中の作りは1階が浴場、2階が休憩所といった作りです。
浴室は鍵穴をかたどった石風呂になっていて、洗い場にはシャワーが付き、シャンプー・リンスもが備え付けとなっています。(改装前はなかったと記憶しています。)
浴場の外にはウッドデッキが新設され、椅子に腰掛けながら涼んだり休憩もできるようになっています。なお、露天風呂はありません。
湯船は10人ぐらい入れる大きさで、ライオンの注ぎ口から伊香保特有の茶色がかったお湯が注ぎ込まれ、掛け流しになっています。お湯は熱めです。
お風呂の他には売店、休憩室、広間などもあります。
施設のそばの石段は伊香保の象徴的かつ中心的な場所ですので、伊香保の雰囲気を味わったり、おみやげを買うことができます。
この施設には露天風呂はありませんが、ここから歩いて15分位のところに伊香保露天風呂という施設があります。
住所 | 群馬県渋川市伊香保町伊香保36 |
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TEL | 0279−72−4526 |
交通 | 関越道渋川ICで降りて、国道17号線を渋川方面へ進み、中村の交差点を左折して渋川・伊香保方面へ、その後渋川駅前を伊香保方面に左折。 坂を登って伊香保の市街に入り、「榛名山」方面に進むと左側に石段街の公共駐車場があり、その反対(右)側に少し入った所に石段の湯の駐車場があります。 |
公式サイト | //www.city.shibukawa.gunma.jp/ kankou/onsen/ishidannoyu.html |
泉質 | カルシウム・ナトリウム硫酸塩炭酸水素塩塩化物泉 |
効能 | 神経痛、胃腸病、打ち身など |
入浴料金 | 大人400円、子供200円 |
営業時間 | (4月〜10月)9:00−21:00 (11月〜3月)9:00−20:30 |
定休日 | 第2、第4火曜日 |
駐車場 | 10台(その他、周辺にあり) |
第2、第4火曜が祝祭日の場合は営業しています。また、点検などで休業していることがあります。
公式サイトの情報は、渋川市になる前から更新されていないようです。